昨今、DXやリ・スキリングというキーワードが大きく注目されています。他方で、その領域での様々な活動は、本当に生産性向上につながっているのでしょうか。
今般、現場に根差した政策案作りを行う「Policy maker lab」(代表:福岡 功慶)の第四期メンバーである田中耕比古が、本会の活動を通じて得た知見や考察等を元に、所属先企業のブログにて課題認識の整理と政策提言案(初期アイデア)の検討を行いました。
ファクトや現下の政策を踏まえながら、組織文化の醸成、人材育成、ひいては生成AIの対応方向性まで、「ビジネス人材」に関する幅広いイシューについて体系立てて記述されています。是非ご一読ください。
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考察:労働生産性向上に向けた”ビジネス人材”リ・スキリングの重要性
田中耕比古コメント:日本における労働生産性の低さは、極めて重要な課題として長年認識されています。この問題に取り組むべく、政府も民間企業も様々な打ち手を模索しているものの、現時点では抜本的な解決策を見出すに至っておりません。今回取り上げたデジタル人材の育成は、そうした状況下において有望な取り組みの一つであると考えます。この記事では、その中でも特にデータ分析領域に焦点をあて、Data-Informed(データインフォームド)という言葉を用いながら「データを日々の業務に適用するスキル」と、それを保有すべき人材について考察しています。なお、技術の進展とともに、デジタル人材の定義や育成方針は変化していくことが見込まれます。こうした変化の潮流も捉えつつ、継続的に検討を続ける所存です。